逆流線形ボディに関する若干の訂正
                  
                       Written by SHOOT 2011 11.23

 私の提唱した、逆流線形ボディ、ダイワさんでもよく似たようなやつがでたらしい。渓流用のワイズミノーというやつ。
 逆流線形ボディは、シンキングタイプのプラグでは(たぶん)あまり意味がない。なぜなら、ただでさえ沈むのなら浮きにくい形をとる意味がない。「深いタナを正確にトレースする」と屁理屈をこくかもしれないが、それはフローティングタイプの場合だ。シンキングタイプでのトレース性能は沈むのだから比重(≒ウエイト挿入量)で解決する問題だ。それにむき出しのトリプルフックつんだプラグがガンガン沈んだら・・・・、バイバイだな、あっという間に。むしろ流線形にして浮きやすくさせたほうが、ウエイトをたくさん積めるんじゃないの?!?
 逆流線形ボディが一番有効なのは、クランク等のダイバータイプかつウォブルアクションのプラグだ。ロールアクションだとボディ側面が下になるので逆流線の潜行能力増強効果がウォブルアクションに比べ理論値で1/3程度になってしまう。(まあ、やらんのよりはいいんだろうが・・・)つまりディープダイビングかつウォブルアクションのものが一番有効で、シャローランナーなんかではあまり意味がない。
 まだこのHPに書いてないことがたくさんある。特にウィードレス性能とバイブレーションの関係とか、タービュランスの発生のメカニズムとか?深いぞ。


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